かわいい～×２

昨日、またまた早川へ行ってきました。
今回はサンコウチョウが野鳥公園に入ったという情報があったのとムササビを見に行ったのです。
サンコウチョウの方は残念ながら見る事はできませんでした

そしてムササビの方は・・・

小さな手が出入り口の枠にかかっています。


「こんちわ！」と顔を出してくれたのはムササビの子供。

まだ巣立ちしていないそうなのですが、好奇心旺盛です。

あっ！目が合っちゃいました
きっと「アイツは何者？」って思われてます。


身を乗り出して周りをキョロキョロ。
巣から落ちるのではと見ているこちらがハラハラします

一旦、引っ込んで、しばらくしてまた出てきました。

今度は2頭で。
双子なんです。


片方が外を見ていると、もう片方も気になるらしく「僕も見せて！」と顔を出してくるそうです。
かわいらしさ2倍です


母ムササビがぐっすり寝ている（夜行性なので）のを良い事に、
子供達は巣の中で動き回っていることが多いです。
巣の外に出るようになると母ムササビと同じように昼間は寝てしまうので、
こうやって見られるのは今だけかもしれません。


「早くお外に出たいなぁ～」って思っているかな？
外の世界に飛び出すのももうすぐです。

早川の風景

私の訪れた山梨県早川町は日本でもっとも人口の少ない町で、人口は約1,000人ほど。
人々はいくつかの集落に別れて生活しています。
その集落の一つに赤沢というところがあります。

ここは早川町の南に位置していて、東に身延山、西に七面山があります。
七面山は日蓮宗の霊山で、身延山から七面山への参拝の為の宿場として栄えたところです。


今は道路が整備され、七面山へも登山口まで車で行けるようになり、赤沢宿も衰退してしまったそうです。
今では重要伝統的建物群保存地域となっています。
宿場としては衰退していますが今でも人が生活しています。


大黒屋。
旅館だったようですが、今は営業していません。

昔はいくつもの旅館やお店があったようですが、今では営業している旅館が1件だけとなっているようです。

若山牧水の歌碑がありました。

雨をもよほす 雲より落つる 青き日ざし 山にさしゐて 水恋鳥の声

七面山への道中に詠んだ歌なんだそうです。
「水恋鳥」とはアカショウビンのことで、5月下旬から6月ぐらいの時期に訪れたんでしょうね。
私は残念ながらこの時はアカショウビンの声は聞けませんでした。

赤沢にはお寺が1件。

妙福寺というお寺です。
日蓮宗のお寺で七面山とは深い繋がりのあるお寺なんだそうです。

境内にアヤメが咲いていました。


赤沢の集落は標高500m～600mぐらいのところにあるのですが、
山の斜面に集落があるといった感じで坂道ばかりです。
　
石畳の坂道は風情があっていいのですが、歩いて周るのは大変です。

歩いていると1件のお蕎麦屋さんがありました。

ここはちゃんと営業しているお店です。
ただ営業するのは土日祝日のみなんだそうで、
お昼時でしたが食べられませんでした。
インターネットで調べると結構評判の良いお店の様で、今度行った時には食べてみたいです。

このお蕎麦屋さんの近くに清水屋というところがあります。

ここは観光案内所兼休憩所になっています。
人の居なくなった民家を改修して2013年8月にオープンしたところです。
ここではコーヒーなどの飲料やソフトクリームなどを販売しており、
2階で景色を楽しみながら休憩することができます。
地元産の蜂蜜も販売しています（確か昨年お土産で購入した記憶があります）。
ここで働いているお姉ちゃんが可愛らしかったので、ソフトクリームをつい購入してしまいました
あっ！写真は無いです（お姉ちゃんもソフトクリームも）

早川の南側に赤沢があるのですが、北側の方には奈良田温泉があります。
その奈良田の集落の手前（南側）にあるのが西山ダム。

ダム湖は奈良田湖と言うそうです。

反対側は奈良田の集落が見えます。

この奈良田までは一般車で来ることができますが、ここから先は一般車は通行禁止。
紅葉で有名な広河原へはここからバスで40分程なんだそうです。
一度紅葉を見に行ってみたいのですが、やはり混むのでしょうね

最後は早川町に泊まる時、いつもお世話になっている宿泊施設。

ヘルシー三里。
ここは町営の施設で、かつての中学校を改装して宿泊施設にしているところです。
野鳥公園もここのすぐ近くで、同じ方たちが管理しています。
温泉もあり、日帰り入浴もできます。

お部屋の名前がつい最近変わったようで、

私が泊まった部屋は2年2組。
前は普通の旅館にあるような名前だったんですが、元校舎らしい名前になっていました。

早川町には良く来ている割にはあまり観光はしていないので、
たまにはってことでちょっとだけ周ってみました。
他にも見所はあるのですがまたの機会に行ってみようと思います。
今月末にまた行く予定なのですが、その時はアカショウビンを見れるといいなぁ～
たぶん探鳥ばかりになりそうですが、清水屋にはまた行ってみようっと

かわいいムササビ

前回記事の早川の続きです。
今回は野鳥以外の生き物。
まずは昆虫から。

この時期にしては珍しい？コクワガタ。

コクワガタは成虫で越冬するそうなのでこの時期でも見れることがあるそうです。
私としてはカブトムシとかクワガタは夏休みというイメージがあるので、
今の時期に見られることにビックリ。
知らないことは多いです。

続いて蝶。
イチモンジチョウ。


ツマキチョウ。

なかなかジッとしてくれなくて、うまく撮れません

ルリタテハ。

翅の裏は枯葉や樹木の表面に似ていて、ジッとしていれば見つけられませんね。
動けば撮れないし、ジッとされていても見つけられないしで、
昆虫の撮影は難しいものが多いです

トンボはカワトンボの仲間かな。

調べてもよく判りません

カエルは１種類。

カジカガエルって言うみたい。
鳴き声は大きくて結構存在感があります。

そしてネズミ。

野鳥公園で捕獲されたヒメネズミ。
なんとコピー機に侵入？してしまったそうで。
大きさは尻尾を除いて5cmほど。ヒメネズミというだけあって小さいです。
この後、公園から離れた場所で解放されたようです。

最後は野鳥公園の巣箱に住んでいるムササビ親子。

ムササビは夜行性の動物なので、昼間は寝ているのですが、
子供たちはまだ巣立ちしていないからなのか、昼間でもゴソゴソ動いています。
母親は昼間は基本寝ていますが、偶に起きて子供たちの毛繕いなどしているそうです。

そして偶にですが巣の出入り口の窓からひょこっと顔を出すのだそうです。

巣から顔を出した母親ムササビ。
いつもモニターで見るブサイク？な寝顔から一転、めっちゃかわいい顔をしています
何度も早川の野鳥公園には来ていますが、ムササビが顔を出している姿を見るのは初めて。
このムササビの顔を見れただけでも早川まで行った甲斐がありました

早川町に行くといつも探鳥ばかりしているのですが、
今回はちょっとだけ観光してみました。
まあ、探鳥の合間にって感じなんですが。
その様子は次回です。

大るり、小るり

15、16日は山梨県早川町へ行ってきました。
そろそろアカショウビンがやって来る頃かと思い行ってみたのですが、
まだ早かったようで声も聞こえませんでした

少ないですが見る事が出来た野鳥たちです。
まずは15日の早朝、コルリが姿を見せてくれました。


木々の枝や葉の間からなんとか見れました。

ちょっと移動してくれて少しは見やすくなったのですが・・・

空抜けは厳しい～
それでもかなり長い時間、見る事が出来てラッキーでした

次は場所を移動して別の林道へ。
かなり近くでオオルリが見れました。

ほぼ真上。
正面を撮ろうと動いたら飛んでしまいました。

飛んで行った先（といってもすぐ近くです）で餌をゲット。


あっという間に食べてしまいご満悦かな～


この後、すぐ近くで雌の姿も。

番だったのかな？

同じ林道でキセキレイ。

ジュウイチの声も聞こえていましたが見る事は出来ず。
カッコウの仲間は見るのが難しいです

宿舎近くの林でキビタキ。


最後は野鳥公園内の池でアオサギ。


池から出たかと思ったら、歩いて観察小屋の方へ向かって歩き出しました。



この位置で池の方を向いたかと思ったら、いきなり池へダイブ！
突然のダイブで写真撮り損ねてしまいました

アオサギは見事に魚をゲット！



その場では食べずにいったん陸に上がって食べていました。

見る事が出来た野鳥は少なかったのですが、
野鳥以外の色々な生き物は見れたので、まずまず楽しく過ごせました。
ただ2日間とも朝早く起きたのでとても眠たかったですが
その他の生き物は次回です。

ミノムシ

いつもの公園では、ここ最近、小鳥たちも子育てに忙しいからなのかなかなか姿が見れません。

カワラヒワだけなんとか見れました。

鳥が見れないので、花を・・・

よく判りませんでしたが空木の仲間でしょうかね？

蝶も発見。

コジャノメの様です。

そして久しぶりに見た感じのするミノムシ。


良く見ると蓑の上からクネクネ動くものが・・・

これがミノムシの本体なんですね。

ミノムシとはミノガ科の蛾の幼虫で、巣が藁で作った雨具の蓑に似ているのでミノムシなんだそうです。
ミノムシ（オオミノガ）は最近、個体数が減少しているのだそうで、
自治体によっては絶滅危惧種にしていされているのだとか。
ミノムシは俳句では秋の季語なんだそうですが、そのミノムシが見れなくなってしまうかもしれません。

さて、まだ５月なんですが暑いです
昨晩は暑さで寝苦しくて今日は寝不足です
せめて梅雨入りまでは過ごしやすい気候であってほしいです。

かわいい子

昨日、オオヨシキリを見に行ってきました。

唯一撮れたオオヨシキリ。
声は聞こえるのですが姿は全然見れず。
一生懸命囀っている姿がオオヨシキリらしくていいのですが、
そんな姿を見れずに時間切れ

この後、農道を車で少しずつ移動しながら何か居らんかなぁ~と思っていたら、

こんなかわいい後姿を発見
ケリの雛のようです。

ちょっと離れたところで親鳥が周りを警戒しています。



ケリの雛は生まれてすぐに歩きだして、自分で餌を捕るのだそうです。
親鳥は雛に餌を持ってこなくても良いわけですが、
その代わり歩き回る雛を常に見守って、時にはトビなどの外敵とも戦って雛を守っているのだそうです。

おまけ
今日は地元の山の公園へ行ったのですが、朝寝坊したためちょっとだけ探鳥。

すぐにクロツグミの番（写真は雌）を見たのですが、すぐに逃げられてしまいました
今日は鳥見の成果はほとんど無かったのですが、今年初のホトトギスの声を聞きました。
このホトトギスも声は聞こえるのですが、なかなか見れない鳥なのです（昨年はなんとか１回だけ見れました）。
今年も１回ぐらいは見たいところです。
そろそろサンコウチョウもやって来るでしょうか。
楽しみです♪

本日（5/8）の野鳥

今日は地元の山の公園で探鳥です。
この場所へ来るのは2週間ぶりですが、木々の葉もすっかり茂って探鳥するのも大変です

まずはキビタキの声のする方向へ向かいました。
同じ黄色でもキセキレイが姿を見せてくれました。

巣材を咥えていますね。
繁殖のシーズンです。

少し歩いてクロツグミを発見


ちょっと離れた場所では雌雄を見れました。

手前に見えているのが雌です。

最初に声が聞こえたキビタキは、そこでは姿は見えなかったのですが、
離れた場所で別の個体かな。


ソウシチョウはいたるところで見れました。

この公園で一番数が多いような気がします

葉かぶりですがシジュウカラ。


メジロはなんだか久しぶりな感じ。


ここでちょっと休憩～

池の亀が甲羅干ししてました。

今年初めてのトンボ。


野鳥に戻ります。
コジュケイ。

暗い中で動いていたのでピンボケだらけでした
これでも一番マシな写真。

コゲラ。


そしてアカゲラ。

後、アオゲラだけだったんですけど・・・声だけ聞きました。

最後はウグイス。


今日は結構見れました
見れた野鳥の中で写真に撮れなかった（撮らなかったのもあり）のは、ヒヨドリ、ヤマガラ、カルガモ。
声だけ聞こえた野鳥はアオゲラ、ガビチョウ、センダイムシクイ、オオルリ、コルリ、ヤブサメ。
ヤブサメはすぐ近くから聞こえたんですがね～
今年は何度も声は聞いているのですがなかなか姿が見れません。
そろそろサンコウチョウなどもやって来そうですね。
楽しみです♪

おまけ。
昨日、よく行く公園でキショウブ。


キショウブの奥にうっすらと見えるのはハナショウブ。

ハナショウブと言えば6月頃に咲く花なのですが、
こんな早く見れるとは思いませんでした。

子供の日

今日は5月5日、こどもの日・・・ですよね。
数分前まですっかり忘れていました

という事でこどもの日ネタ・・・になるかな？
写真の方は見難いので期待しないでくださいね

今日は早川町の野鳥公園へ行ってきました。
先月29日に行ったばかりでしたが、その翌日、巣箱で営巣しているヤマガラの雛が孵ったそうで、
早速、見に行ってきました。

ヤマガラの雛たち。
公園内に設置されている巣箱にカメラが取り付けられており、
管理棟内のモニターで巣箱の中を見る事ができます。


親鳥が巣に帰ってくると一斉に大きな口を開け餌を催促していました。
ヤマガラの巣立ちは孵ってから20日前後の様です。
みんな元気に巣立ってくれるといいなぁ～

そして、この公園には大きな巣箱も設置されています。
こちらの巣箱の住人はムササビ。

写真は先月29日に撮ったものです。
親のお腹の上に2頭の子供が乗っているのがわかるでしょうか。


ムササビは夜行性なので昼間は巣の中で寝ていることが大半です。
昼間でも偶に起きて子供の毛づくろいをしているようです。
子供の方は昼間でも結構動いていました。

３月末頃、野鳥公園へ行った時、子供がいるのがわかったのです。
１か月ほど経ってかなり大きくなったように感じます。
まだまだ親よりもかなり小さいですが、もう一月もすると巣から出るようになるのだそうです。

今月も中旬ごろになるとシジュウカラやヤマガラの雛が巣立って幼鳥が飛び回っているのを見られそうです。

おまけ。
先日、早川で見たスミナガシ（蝶）を今日も見かけました。

今日は日向に出ているところを撮ることができました。
日が当たるとかなり青く見えるんです。


光が当たる加減で青っぽく見えたり黒く見えたりするようです。

ようやく見れたコルリ

4月最終日の昨日は、また富士山の麓で探鳥しました。

ミツバツツジが良い感じに咲いていました。
標高が高いと花の時期もちょっとズレますね。

探鳥開始後、オオルリの声が聞こえるも姿が見えず。
しばらく歩いているとコサメビタキの様な鳥を発見

発見時はコサメ？って思ったのですが、どうやらオオルリの雌の様です（たぶん）。
今の時期は雄は囀っているので良く見るのですが、雌はほとんど出会いがありません。

幸先良い出会いにこの後も期待が高まったのですが・・・

囀っていたホオアカを撮れたけで折り返し地点までほとんど野鳥を見る事ができませんでした。
結構声は聞こえていたんですけどね

折り返してすぐにコルリの声が聞こえてきました。
きれいな囀り声なのですが、なかなか姿を見れないのです。
しばらく声が聞こえてきた周辺を探してみました。

すぐ見つけたのがイカルの群れ。


次に何かいると思って見たらヤマガラでした。


藪の中から飛び出してきたホオジロ。


そしてヒヨドリぐらいの大きさの鳥が比較的近くの枝に止まりました。

クロツグミですね。
ようやく色々な野鳥が見れるようになってきました。

そしてなかなか姿を見つけられなかったコルリ。

ノートリミングの写真です。
真ん中に小っちゃく写っているのが判るでしょうか。

トリミングして拡大。

コルリは昨年見れなかったので2年ぶり。

ちょっとだけ近づいて、

しばらくこの枝に止まって囀っていました。
写真は証拠写真程度になってしまいましたが、なかなか出会えない鳥に出会えて嬉しいです。

最後は駐車場の方へ戻る途中でもう一度クロツグミ。

ここではクロツグミの囀りも聞けました。

前半はどうなることかと思いましたが、折り返して後半は良い探鳥となりました